デザインツールを開くな:Mermaid記法とプロンプトだけで「映える図解」を自動生成する

この記事は、Growth Lab編集部 が Visual Automation / Mermaid / Prompt Engineering の観点から検証結果を整理したものです。
読了前に全体像を掴み、その後に目次から必要な節へ進める構成を想定しています。
目次を表示
TL;DR
- エンジニアはデザインツールの微調整に時間を使うべきではない
- Mermaid(論理図)と Nano Banana Pro(インフォグラフィック)の二段構えで自動化
- プロンプトをテンプレート化することで、誰でも 80 点の図解を量産できる
The Pain: エンジニアにはFigmaがつらい
「この記事、文字ばっかりで読みづらいから図解を入れて」 そう言われてFigmaやCanvaを開くものの、配置や配色の沼にハマり、気づけば30分。 私たちは「コード」は書けますが、「デザイン」は専門外です。
The Solution: Diagram as Code
コードで図を描くアプローチには2つの流派があります。
-
Logical Diagrams (Mermaid): フローチャートやシーケンス図など、論理構造を可視化する。
graph TD A[Hard Problem] -->|Analysis| B(Solution) B --> C{Decision} C -->|Option 1| D[Result A] C -->|Option 2| E[Result B] -
Infographics (Prompt -> Image): 要約や箇条書きを、一枚絵のグラフィックにする。
The Implementation: Nano Banana Pro Skill
本ブログでは後者(インフォグラフィック)の生成に、専用スキル nano-banana-pro を定義しています。
具体的なスキル定義
.agents/skills/nano-banana-pro/SKILL.md の中身です。
目的:X投稿用の図解を作る。
仕様:背景は白、余白広め、2〜3色、アイコンは最小限。
レイアウト:上にタイトル、中央に3つの箇条書きブロック、下に1行まとめ。
テンプレート:
タイトル:{タイトル}
要点:{主張}
根拠:{根拠1}/{根拠2}/{根拠3}
まとめ:{CTA}
このテンプレートを使うことで、エージェントは記事の内容から「図解すべきポイント」を自動抽出します。
ワークフロー例
- エージェントが記事本文を解析。
- 「3つの要点」を抽出。
- 上記テンプレートに当てはめてプロンプトを出力。
- 人間が画像生成AI(DALL-E 3やMidjourney、または社内ツール)に投げる。
近い将来、4番目のステップもMCP(Tool)経由で自動化されるでしょう。
The Takeaway: デザインの標準化
「センス」に頼ると品質がバラつきますが、「テンプレート(Prompt as Code)」に頼れば、誰がやっても80点の図解が量産できます。
次回は、さらに一歩進んで、Reactのコードから「動画」を生成する Remotion の世界へご案内します。
References
Growth Lab編集部
Visual Automation / Mermaid / Prompt Engineering
AIエージェント開発、記事制作フロー、デザインシステム運用の接続を実装ベースで検証し、再現可能な手順へ落とし込むことを目的に運営しています。
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